2、 乳房のタイプについて



不公平ですが、出やすいタイプと、飲みやすいタイプと、その反対もあります。

乳房のタイプ(イメージです)

a,

優子型

乳房も乳頭も理想的、乳腺組織も充実している。

b,

寸子型

乳房は少女のように小さく、硬く、乳頭も大豆のように小さい。乳腺組織未熟

c,

陥子型

乳腺組織は充実しているが、乳頭が陥没している。

d,

平子型

乳房のクッション役をしている皮下脂肪が少なく、乳頭が異常に大きい。

e,

広子型

乳房が巨大で垂れ下がっている。乳頭はその重みで乳房中にもぐっている。

乳房の分類は大きく分けて、5通りの型と考えますが、乳頭は10人十色で、右と左とで違うことも多いのです。また赤ちゃん側にも上手に飲めない問題のあることもあります。
赤ちゃんの吸い方で母親の乳輪(乳頭の周りの黒い所)まで、赤ちゃんの口がかぶさるまで深く入らないと赤ちゃんは上手に吸えないのです。母乳マッサージで乳頭を柔らかく伸ばし、抱き方を工夫しても、どうしても母親の乳頭を吸えない乳児がいます。乳児の口に母親の乳頭が合わないか、吸引力がたりないのです。
残念ですが、哺乳びんの乳首は、どの赤ちゃんにも吸いやすいように形が作られていますから、赤ちゃんに好かれることが多いのでしょう。
私の経験から、新生児の時どうしても赤ちゃんの口にはいらない大きい乳首の人が20人に一人位いました。また乳頭が口に収まっても舌に乗らないので飲めない子は多く、その上産後3、4日には乳房は張り切れんばかりに張りますので、普通の飲みやすい乳首でもこの時期は硬く短くなって飲みにくくなります。
ちなみに、赤ちゃんの好みの乳頭は長くて柔らかいことです。

私はそれぞれの親と乳児の間で母乳を上手に吸えるかについて、相性があるように思えます。しかし相性が悪いと思われる母子でも永久の相性でないことに救われます。やがて赤ちゃんの体重が増え、口が大きくなれば吸えることも多いのです。ただ、ここで困ったことがあります。赤ちゃんは哺乳びんの乳首になれてしまって、飲みにくい母親の乳頭を嫌って飲まないことがあるのです。
人間の母子だけが、授乳にこんなにも問題を抱えているのであろうか・・・・・・と、私は何時も疑問に思っています。


MENU